彼に「好きだ」とキモチを伝えたのは
一体いつが最後だろう。
そしてまた彼も
私に言ってくれたのはいつだったか、思い出せない。
付き合っていた頃は
カラダを重ね合わせているときに言われる「好き」が
一番幸せを感じる瞬間、だったはずなのに。
いま言葉に出てくるのは、愛情よりも
もっとこうしてほしい、という要望ばかりの自分。
そう気づいた瞬間、紙とペンに手をのばしている自分がいて。
・・・久々に彼に手紙を書いてみた。
今までごめんね。
これからはもっと、気恥ずかしくて言えなかったキモチを
ちゃんと言葉にするから。
だから大好きな旦那さんへ・・・これが最後の要望。
これが私の、精いっぱいの戦意。もう本当絶滅してくれないか。