※前回までのお話※
ポコとのツラい日々を振り返りながら
同じ悩みをもつ人たちの想いや、女性ホルモンの働きについて調べる中で
「幸せホルモン」という言葉に出会ったマミー。
これは体内から分泌される『オキシトシン』というホルモンのことで
・人への親近感、信頼感が増す
・心の疲れを取れて、幸福感を得られる
などの効果があることから
別名「幸せホルモン」「安らぎホルモン」と呼ばれているんだとか。
オキシトシンが分泌される方法は色々あるようだけど
一番効果があるのは、ずばりスキンシップ。
・・・というのを当時のマミーが聞いたら
「嫌気がさしている相手に誰がスキンシップ出来るかー!」って
PC 投げつけそうだけど(笑)
でもこれ、いわゆる「イチャイチャ」ではなくて
例えば、開脚して相手の背中を押し合いっこしたり
マッサージといっても気負わずに「ハンドマッサージ」から始めるなど
どちらかというとベビーマッサージに近い、気持ちのスキンシップが目的。
そんなオキシトシンの特長を知り、マミーの中でひとつの兆しを感じました。
これは勝手な想像だけど、おそらく
旦那さんにマッサージ(ストレッチ)をしてもらう
(欲を言えばここで「結構凝ってるね」「いつも家の事ありがとう」とか
言ってもらえるとすごく嬉しいし、疲れも吹っ飛ぶ。)
→幸せホルモンが分泌
→心の疲れがほぐれる
→選手交代。旦那さんにマッサージ(ストレッチ)してあげる
→肩や背中の硬さに「(見えない所で)頑張ってくれてるんだなぁ」と思える
(欲を言えばここで「結構凝ってるね」「いつも家族のためにご苦労さま」とか
伝えるときっと嬉しいはず。)
→旦那さんの幸せホルモンが分泌。お互いが相手を思いやれる
・・・という風に上手くいくほど、簡単な問題ではないけれど。
でも例えば、
「カラダかたっ(笑)」「もう!笑わないで!」
「体硬いと怪我しやすいらしいよ、今日から特訓な」「えーw」
みたいな会話から始まって、ストレッチしているうちに
次第にくすぐり合ったりとか、スキンシップへの抵抗をなくしていけたら
自分達ももう少し苦しまずに済んだのではないか?・・・と。
そしてさらに調べていくと、その「気持ちのスキンシップ」というのが
数年前にセックスレス解消法として耳にした「スローセックス」の定義に近いものがあり
いつから〇ダム徳永の回し者になったんだと自分を疑うも、ちょっと納得した次第。
(ただしアダ○が説くセクシャルなやり方は、今回の下りの解決に至らないと個人的には思う。)
・・・当たり前だけど、結婚や出産をした人の多くは
これから築いていく家族の幸せを望んで、その道を選択している訳で。
それなのに選んだ結果、育児・家事・仕事をこなすだけで精いっぱい、
気持ちに余裕がなくなってパートナーとの間に溝が出来てしまうのは
おそらくお互いを労うどころか普段のコミュニケーションすら面倒になるほど
お互い「疲れている」のが根本にあるんだと思います。
もし同じ悩みを抱えている女性がこれを読んでいたら
自分だけで抱えこまず、自身の心の状態をちゃんと伝えて、かつ
旦那さんに「自分は愛されている」という自信を持っててもらうために
「これからも仲良くやっていきたい気持ちがある」ことを伝えてほしいし、
奥さんに応えてもらえない悩みを持つ男性には
奥さんが抱えている仕事量を、出来る範囲で分担して
旦那さんの事を考えるための「キモチの余裕」を作ってほしい。
そして無理にことを進めず、お互いのベクトルが同じ方向を向いたら
気持ちのスキンシップから始めてみてほしいと心から願っている
マミーなのでした。