続・170cm目線。

見切り発車でブログ再開。食べること大好き。育児中。

就活するにもやりたい事がない。でも大丈夫だよ。

 

先日散髪して帰って来た旦那さん。
行きつけのところがいっぱいで、仕方なく行った美容院は
私が10年前に黒く染めに行き、2度と行くことのなかった所でした。
・・・どうも、過去に1度だけゴ●ブリみたいな頭をしていたあいこです。


今週のお題「髪型」と先日出会った記事が
自分の就活とちょっとリンクしたので、良ければお付き合いを。

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当時、火遊びどころか色恋もろくにない高校生活を送った私は
大学生から連想される「サークル」「バイト」「合コン」というワードに
強く憧れを抱き、そんなキラキラした生活にふさわしい自分になりたくて
生まれて初めて髪を明るくしました。


結果、CanCamから飛び出たような女子大生に・・・なれたかは置いといて
それから2年が経ち、学校の掲示板には就活に関する案内が貼られ
「どこの就活サイト登録した?」「スーツ買った?」という会話が
チラホラ聞こえはじめた頃、髪を黒く戻すことに。
(その結果前述のような頭にされたっていう。←まだ根に持ってる)


早めのスタートダッシュを切った就職活動でしたが、結論から言うと
それから内定まで1年以上もかかったのは
社会に出て自分がどんな仕事をやっていれば幸せになれそうかを考えなかったから
(この「結論から言うと」も就活で学んだ話し言葉だったな確か。。)


そもそもあの頃想像していた【社会人の私】は
「ランチタイムはお洒落なカフェで女同士でお喋りし、
 定時終わりで習い事や合コンへ向かい、ゆくゆくは寿退社する」
イメージしかなく(笑)、どんな仕事に就こうかなんて真剣に考えていなくて。


とりあえず右に倣えで合同説明会に足を運ぶも
有名どころのブースでギュウギュウ詰めの学生達の中で
話を聞くだけで疲労困憊。


食べることが好きという理由で食品メーカーや
食いっぱぐれがなさそうな鉄道会社の説明会に行くも
倍率の高さにとても受かる気がしない。


エントリーシート書かなきゃ!と就活本を買い
その中の例文(どんな学生だよと突っ込みたくなるほどキラキラした経歴)に
圧倒されながら、自分のしょうもない学生生活をそれらしく書くも
企業側に見透かされ、書類選考で撃沈。


当時主流だったmixiを開けば
内定を貰っている子が続々と増えていて、
お祈りメールばかり届く自分を
「どうせ社会に必要ないんだ」と何度思ったことか。


それから・・・あぁもうダメ。思い出すだけで恥ずかしいわ(笑)


それでも早くから始めていればいい事もあるもので
気軽に相談できるキャリアカウンセラーの存在があったり
嫌で嫌でしょうがなかった面接も場数を踏んで少しだけ慣れてきたりと
周りの倍以上時間はかかれど、大学4年の春に無事内定をゲット。
晴れてその会社の一員に・・・は、なりませんでした。

というのも、事務系を希望していた私が
最終面接でつい「はい」と答えてしまった
「営業に行く可能性もあるけど大丈夫?」という質問がどうしても気がかりで、
内定後もモンモンと迷んだ末に、まさかの就活再開(笑)

(その時期に採用を続けている会社自体が少なく)
それまで視野に入れていなかった業界にも足を運んだ結果
トントン拍子で話が進み、まさかの内定。
内定式の1週間前というタイミングで4月に決まった会社を辞退し
就職したのでした。(後日直接謝りに行きました)


・・・それから10年経った今、
まさか結婚して小学生の子供がいるなんて当時は思うはずがなく
何なら、お洒落なカフェが集まる勤務地でもなければ
合コンにいそしむアフター6でもなかったけれど

その会社に入ったことを後悔しているかというと全くそんな事はなく、
あの時「(営業は)自分に向いてない」と最初から決めつけてしまったけれど
就活用語でいう「自己分析※」にて、自分の悪い所とたーーーくさん
向き合った結果のその選択は、決して間違いではなかったと思っています。


・・・ちなみに、冒頭に書いた「ある記事」というのは
サイボウズ式というサイトのコラム。

 

 

もしこの記事に当時出会っていたら、あんなに遠回りすることも
「やりたいことが見つからない」自分を責めることも
なかったと思うし、今同じような悩みを抱えている学生さんがいたら
ぜひ届いてほしいなと思い余って拡散した次第(笑)

そして、おそらく10数年後にはこれ書いたことを忘れているけど
仮面ライダーエグゼイドになりたい」と意気込む息子が
いつかその壁に直面した時に読んでもらいたいな、という願いも込めて(笑)
最後に記事を引用。

 

「やりたいこと」にとらわれるのではなく、
あなたはどうなったら幸せですかということを
きちんと考えてほしい。


・・・頑張れ、就活生!!!

 

 

※自己分析で、個人的に役に立った本も一応載せておきます。
 向き不向きがあると思うのであくまで参考までに。