突然ですがクイズです。ででんっ
「金婚式」は結婚50年目の記念を祝うこと。
では、『銅婚式』は何年目のお祝い?
・・・先日書いた記事でも少し触れましたが
結婚7年目を迎えた夫婦のお祝いを「銅婚式」と呼ぶことを
私もつい最近知り、そのきっかけは一つの懸賞でした。
🔳銅婚の里ツアー🔳---------------------------------
永遠の愛を誓い合った二人が、夫婦として同じ時を過ごし、
絆を深めた結婚7年目。
この安定の時期を銅にたとえ、その記念日を銅婚式と呼びます。
かつて世界有数の銅の産出量を誇った愛媛・新居浜。
この銅婚の里へ、ご夫婦で、ご家族で、記念となる旅に出ませんか?
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・・・まぁ要約すると
旅費(宿泊費・交通費)の一部を新居浜市が補てんするから
同じ7年目を迎えたご夫婦みんなで銅婚を祝いましょ!
そんでもって、新居浜の魅力を2日間まるっと堪能しちゃって!
子連れ?おっけおっけー!という、新居浜市の粋な計らいによる懸賞で
応募資格の「結婚7年目を迎えるご夫婦」に
自分たちが当てはまることにちょっと運命を感じて
応募したら・・・なんと当選!!!
夢のような話に(自分で応募しておきながら)しばらく信じきれず
「当たったけどどうする?行っちゃう?何かあったらごめん ←」と
旦那さんに事後相談した結果、お招き頂くことに(笑)
そんな当選の連絡をもらってから
四国に初上陸した2日間の記録をつらつらと書きます。(長いよー)
急いで航空券を手配
集合は現地・新居浜ということで、空港からのアクセスを確認したところ
高松空港からも松山空港からも行けるとのとこ。
早速飛行機のチケットを手配しようとするも
人生で数回しか乗った事がない飛行機の手配を自分でするのはこれが初めて(笑)
でもこういう時、はてなブログで詳しく書いている人がいるはず!と
検索し・・・
格安航空券サイト skyticket(スカイチケット)で座席指定する方法! - 晴れときどきプーチン!
こちらを参考にしながら、skyticket に会員登録し
何とか航空券の予約まで完了!
さらに世の中の近代化を思い知ったのがJALのこのサービス!
(予約・購入・座席指定まで事前に終わらせておけば)
当日はチェックインのために並ばなくても、保安検査場、そして
搭乗時にバーコードをピッ!とするだけで飛行機に乗れちゃう! ←え?常識?
そんなこんなで往復の飛行機のバーコードも用意でき、
あとは当日を待つばかりとなった訳ですが
ここで犯した間違いに気づくのは、もう少し先のお話。。
そして迎えた、銅婚ツアー1日目。
予定通り早朝5時半に家を出て、無事羽田を離陸。
ここから先のアクセスは
高松空港 ※香川県
↓(高速バス)
宇多津駅前 ※まだ香川県
↓(特急電車)
新居浜 ※愛媛
となるのですが、高松空港に降り立った私達は
事前に調べた高速バスの時間よりも1本前に乗ることができ、
宇多津駅にて待ち時間が発生。その結果・・・・
どこかでおにぎりを買って済ますはずだったランチは
本場香川のうどんに変更!なんて嬉しい誤算!
1.5玉程ある中サイズのかけうどんと、
目の前にズラリと並ぶ天ぷらの中から、れんこんととり天をチョイス。
「本場」という先入観も相まって、うどんを目の前に生唾ごくり。
早速ズルッ・・・ズルズルズルズルズルと
思ったより長いそれをとにかくすすると、噛む度に跳ね返す弾力・・・!
徐々に程良い塩加減のお出汁が口いっぱいに広がり
そこにレンコンのサクッ!とり天のジュワッが加われば
ぬぁぁぁああああああっこれよこれこれーーーーーーーーーーーと
胃袋の喜びを感じる!美味!
そんなうどんを心ゆくまで堪能・・・するほどの時間はさすがになく
あっという間にたいらげ慌てて駅へ。
ここから先は『特急しおかぜ』で香川から愛媛へと移動するのだけど
むかし電車が大好きだった息子とDVDで何度も見た「しおかぜ」に
(まさか自分達が乗れるなんて当時は思うはずもなく)私も旦那さんも大興奮!
新居浜までの約1時間。途中、海のそばギリギリを走るところは
電車に乗った自分が海の上を走っている気分に!
ただ、そんな感動もありつつも
目的地に着いた瞬間、広がる光景は・・・
・・・雨。早く止むことを祈りつつ、
参加する11組の家族が集まったところで駅のすぐそばにある
『あかがねミュージアム』からツアーはスタートしました。
まるでVR?!360度パノラマ映像でお祭り体験。その後、家族みんなで作ったものは・・・
まずは館内の会議室にて市長からのご挨拶。
そしてお次は順番に自己紹介。。新居浜市から参加している家族もいれば
私達よりもさらに遠い、栃木から来られている方も!
そして全員結婚7年目ということもあり
集まった家族のほとんどが子連れでの参加でした。
そしてひと通り終わった後は、館内の見学。
四国の三大祭のひとつ、『新居浜太鼓祭り』は
通称「オトコ祭り」と呼ばれるそうで、地元民はもちろん全国から
たくさんの男達、いや「漢」達が集まり、でっっかい山車を引くんだとか!
その実物大を目の前にした迫力といったら、
金糸で刺繍された表面が見事に鮮やかで、高さ5.5m・長さ約12mもあるなんて
「これを動かすってどんだけの人が集まるの?!」ともはや疑うレベル。
そんな疑問に待ってましたと答えるごとく(笑)
次に案内されたのは、360°シアター。
※画像はHPからお借りしました
部屋中ぐるーーーっと、太鼓祭りが目の前で繰り広げられ
お腹に響く太鼓の音といい、映像の迫力といい、
まるでVRで見ているかのような体感!
(画像では抱っこされた子供が寝ているけど、おそらく寝ていられない程の大迫力。笑)
そんな映像にひと汗かいた(気分)の後、会議室に戻ると
ワークショップの用意がされていて
銅の町・新居浜にちなんだ記念品を家族で作りました。
息子もカキカキ・・・完成形は最後のお楽しみ。
新居浜市が誇る観光名所、マイントピア別子<端出馬>編。
次にバスで向かうは、かつて日本三大銅山の一つとして数えられた「別子鉱山」。
今は海外から銅を仕入れいる方が安く、閉山していますが
数年前に観光施設『マイントピア別子』としてリニューアル!
銅山の歴史を伝える観光坑道、温泉、さらにキッズパークまであるんだとか。
エリアが二つに分かれる程広いため、
私達も2日間に分けて見て回りました。まずは「端出馬ゾーン」の観光坑道へ。
日本で最初の山岳鉄道に乗って!いざ!
鉄道を降りると、迎えてくれたのは立派な山あいの景色。
こちらの坑道は
昭和5年から閉山の昭和48年まで採鉱本部の跡地を再開発したもので
当時は火薬庫として役立っていたんだとか。
真っ暗な道を入っていくと、外の蒸し暑さが嘘みたいに中はヒンヤリ。
鉱山で働く人々の様子が、ジオラマで細かく再現されていたり
ファミリーの味方「ボーネルンド」監修のキッズエリアまで・・・
↑↑↑この真相は、ぜひ行って確かめてみてほしい(笑)
そしておやつは地元名物をペロリ。
そんなこんなで気付けば外は薄暗く、そろそろお腹も空く時間。
お夕飯はめちゃくちゃ素敵な「銅婚ディナー」が用意されていました!
まず何が素敵ってこの立地よ・・・!
(見てこの夕日が沈む瞬間!!!ディナー真っ最中にトイレ行くふりして撮りに行ったなんて言えない)
そして料理が、とにかく、もう・・・! ←語彙力ー!
愛媛で採れた農産物を、お洒落に、贅沢に使った一品一品は
どれも本当に美味しく、それだけでも最高なのに
すぐそばでピアノの生演奏が聴けるわ、今日1日の写真が流れるわ・・・
銅婚式さいこー!7年間、結婚生活が続いてよかった! ←
さらにさらに子供も喜ぶプチイベントまであり、これが大盛りあがり!
折り紙に欲しい商品を書いたら紙飛行機を作り、
遠くに飛ばした順にもらえるっていうゲーム。
(ほしい商品が被るともらえないので1位以外はドキドキ。)
偶然にも前日に私の実家で紙飛行機を折っていた息子に
折り紙を託した結果・・・
順位は2着だったものの、幸いにも1着の方と欲しい商品が被らず
見事商品ゲット!!!これには息子も私達も大コーフン。
(「俺すごいでしょ!2着だよ!」と鼻の穴を膨らます息子と
「よくやった!えらい!すごい!」とゲットした今治タオルに
喜びを隠せないあいこ、の図)
そんな楽しい宴もあっという間に終わり、宿泊ホテルへ着いた後は
部屋から見える、工業地帯の光で彩られた夜景にウットリ・・・
する暇もなく、明日までにと言われたこちらの宿題を着手。
気付けば寝落ちしていたのでした(笑)
銅婚ツアー2日目。マイントピア別子<東平>編。
鉱山として盛んだった時期に約5,000人余りの人が住んだ東平(とうなる)地区は
鉱石を貯めた貯鉱庫跡などが残り、「東洋のマチュピチュ」と言われているとか。
新居浜屈指の観光名所ですが、観光の際は車ではなく、
マイントピアから出てる定期観光バス(ワゴン車)を利用するのが
たぶんおすすめ。
というのも、標高750mの山中に位置するため
車同士がすれ違うのもままならない山道をのぼらなくてはならず
乗っているこっちまでヒヤヒヤするのが、まずひとつ(笑)
そしてもう一つの理由は、ガイドさんと一緒に回れるところ!
おそらく何の説明もなしにこのマチュピチュを見ていたら
「へぇ、、何かすげぇ。」という感想しか出てこなかったはず。
でもガイドさんの説明によって、嘘みたいだけど
その頃の背景が目の前に広がるような感覚に陥るほど
「凄味」を感じました!これ本当に!
来島海峡大橋を真下から見上げる景色は最高!瀬戸内クルージング
新居浜の歴史に触れた後は、
昨日銅婚ディナーで訪れたマリンパーク新居浜へ。
バスを降り、待っていた先には一隻の船!ここから片道1時間かけて、人生初の
「ちょっとランチしにクルージング」を体験しました(笑)
途中から船酔いを恐れ、寝に徹していた私と息子ですが(笑)
目的地の大島に着く手前にて、来島海峡大橋をくぐる時の景色は
ここまで来て良かった、と思うほど壮大。
波の影響で滞在時間は短くなってしまったものの
道の駅で食べる「鯛めし」はまさに絶品!
食事処の横には特産品市場も隣接してるわ、屋外では七輪バーベキューの匂いがプンプンするわ・・・また一つ、次の旅行の候補が増えました。
・・・という訳で、2日間
新居浜のいい所をギュッと詰め込んだツアーはこれにて終了。
とっても楽しい旅行でした☆・・・と締める前に
ここでひとつ謝らないといけないことが。。
実は、ツアーの終了が予定時刻を過ぎることを
想定していなかった私は、行きのクルージング辺りで
帰りの飛行機に間に合わないことが判明。。
そのせいでツアーを運営する方々には
大変心苦しい思いをさせてしまい、猛省。。とともに急いで
東京へ帰る方法を調べ直し、その結果帰りは
新居浜
↓(特急しおかぜ)
岡山
↓(新幹線)
東京
と、5時間かけて帰りました。。(もう、、私のどアホーーー!!!)
あ、でもそのおかげでこんな良い事も。
予讃線を走るアンパンマン列車 | アンパンマン列車 - JR四国
そんな(完全に自分のせいで)慌ただしい2日間でしたが
楽しかった! の一言にお世辞も偽りもなく
こんな機会を与えれくれた新居浜市さんには感謝の意しかなく。
それからちょっと余談ではあるけど、今回のこのツアー
銅婚のお祝いがメインではあれど
2日間かけて新居浜の観光地を巡った理由には
「新居浜って実は結構面白いところ」「新居浜=銅婚の里」という
イメージを拡散してほしい!という新居浜市の想いも事前に伺っていました。
もしかしたらそこは黙っておいた方が良いのかもしれないけど(笑)
失礼な話、私はこの懸賞に出逢うまで「新居浜市」という街を知らなかったし
愛媛といえばミカンと道後温泉でしょ?ってイメージしかありませんでした。
でも2日間参加してみて
新居浜の歴史の濃さは、日本人として知っておいて良かったし
「銅」にまつわるこの旅行は、新居浜だったからこそ
私達家族の楽しい思い出としてずっと心に残ると思っています。
そしてせっかくいいものを持っていても、アピール不足でくすぶる地域もきっとある中で
「銅婚の里・新居浜」としてPRしていきたい新居浜市の
「やれることをやっていく」ではなく、
「やるべきことをやっていく」その姿勢にちょっとでも貢献したく
タイトルに【PR】をつけた次第。
・・・と、新居浜市への想いを語った後に非常に言いづらいけど。。
このツアー中、twitterで
「東洋のマチュピチュさいこー」「こっちの海めっちゃ綺麗」とか
リアルタイムで更新することで新居浜市のPRになることに
東京に帰ってから気付くという大失態を犯し・・・
(本当どこまでアホなの私)
すでに違和感を感じている方もいるかと思いますが
苦肉の策でPCに入っているペイントとパワポを駆使し、
さもその時の想いをtwitterでつぶやいているかのように
上記リンクを貼ってみました(笑)
(なのでクリックしても「フォローできない」のでご注意を ←)
帰りの飛行機やら、無計画なPRやら
新居浜市には謝ることがありすぎる結果となりましたが
それでも次行く時は(多分)温かい目で迎えてくれる(はずの)
新居浜市を、これからも応援したい。
以上、(長かったけど)おわりっ
※おまけ※
良か(*´꒳`*)#視界に入るとニヤニヤする #銅婚の里 #サイコー pic.twitter.com/9gC7Ff6pOz
— あいこ (@aikotobawa2525) 2017年8月30日
1日目に作った、家族みんなの手形の銅板。
硫黄液で手形をつけて乾かせば、酸化の原理でこのとおり!
これめちゃくちゃ良い記念になるので、新居浜に行った際はぜひ。
(こっちは本当に呟いてるので、良ければフォローどうぞ。笑)