あ、開けて・・・開けてぇぇぇえええ!!!
どうも、ぎぼあいこです。と書こうとしたけど世代がバレるのを躊躇い
一度deleteしたあいこです。(でも結局書いた)
お盆を迎えると思い出すのは5年前の同時期、息子が2歳の時だ。
毎年お盆休みは私の両親と海水浴へ1泊旅行をするのだけど
その年は連休の初日を息子と二人で家で過ごし、翌日に旅行を控えていた。
夕方、洗濯物を取り込もうとベランダに出た。
この時住んでいた家の窓には網戸がなく(虫が入ってくるのが嫌で)
この日も洗濯物を物干し竿から外すのに、一旦窓を閉めた。
・・・その時だ。
カチリ。
一瞬、気のせいかと思いきや
洗濯物を外し終えて窓に手をかけた瞬間、一気に青ざめる。
ベランダから見えるのは、ヘラヘラしながら窓のカギに手をかけている息子の姿。
や、やヴぇぇ・・・閉めだされた!!!!
携帯電話はもちろん部屋の中。大声を出そうにも、建物の造り上
目の前は一軒家やマンションの裏側で、おそらく声は届かない。
「お願い!開けて!もう一度、手をこうやって!」
こうなったら何としてでも息子に開けてもらうべく、必死にジェスチャーを送るも
「母ちゃん何を言ってるの?」と言わんばかりのキョトン顔。
だめだ、全然通じない・・・頼れるのは、JIBUNDAKE!
どうしよう。物干し竿で窓をぶち壊すか?
いやいやいや、その破片で息子が怪我でもしたら海水浴どころじゃない。
(すでにそれどころじゃない)
柵から地面を見下ろしてみる。ここは2階。
飛び降りたら確実に足を痛める高さ・・・でもやるしかない?!
よし・・・せーの!あぁやっぱダメぇぇ~
地面を見る、とどまる、見る、とどまるを繰り返し
なかなか踏ん切りがつかない状況下、ふと部屋の中を見ると
息子、普通にテレビ観てやがる!!
こ、このぉ~!と恨めしく思えど
(今思えば、パニックになって泣いてなくて本当に良かった)
2歳の息子には分かるはずもなく、途方に暮れていたその時!
「大丈夫ですか?!」
1軒先に住んでいる方に
さっき息子にジェスチャーを伝えていた私の(バカでかい)声が聞こえたそうで、
我が家のベランダの下まで駆け付けてくれたんだとか!
「ここにあるハシゴでイケますか?!」
「は、はぃぃぃ!」
そうして何とか下に降りることが出来、慌てて息子のところへ向かうも
家は当然カギがかかっている・・・が。
「(ドンドンドン!)お母さんだよ!開けて!鍵回して!」と
ドアの向こうから息子を呼ぶと
カチリ
「ママー!ぼく、かぎ、あけたー!」
うん、出来れば窓の方を開けてほしかったな。。
そんな訳で息子も私も事なきを得た訳だけど
その後息子を抱え、お盆休みに営業しているケーキ屋を探しまわり
助けてくれた方へお詫びをしたのでした。。
2歳児の子育てを控える世のママ達へ、
彼らの悪気ないイタズラにはどうぞご注意を・・・
おしまい。
↑↑翌日無事行けました(笑)息子ちっちゃ!私も今より細っ!
今週のお題「ちょっとコワい話」