続・170cm目線。

見切り発車でブログ再開。食べること大好き。育児中。

【映画レビュー】「四十九日のレシピ」は星5つだった ※ネタバレ注意

先日息子とTUTAYAへ行った際、邦画のコーナーで何気なく目に留まり
借りた映画がすごく良かったので覚書き。

49.gaga.ne.jp


<ストーリー>
母・乙美が亡くなる前に残した「暮らしのレシピ」を通じて
旦那の不倫で実家に戻った娘・百合子(永作博美)、
乙美の死に生きる気力を無くした夫・良平(石橋蓮司)、
生前に乙美に頼まれ、乙美の家を訪ねてきたイモ(二階堂ふみ)らが
各々抱えた心の傷と向き合いながら再生していく物語。

イモが乙美に頼まれたのは、
「四十九日の法要を皆でワイワイ楽しんでもらう」ためのお手伝い。
レシピの存在を伝えるところから始まり、
最初は気乗りしなかった百合子や良平も、イモの勢いと素直な想いに押され
レシピを再現していくうちに気持ちが変わっていきます。

<感想>
四十九日に向けて皆で協力し合う姿にワクワクする一方、
百合子が抱える「不妊」の悩みを通して、その辛さを痛感するシーンも多く
(もちろん映画だけで心の痛みが分かる訳ではないけど)
おそらく男女問わず心にズンッと響き、考えさせるものがあり
併せて同じ思いをしている方々にエールを送っているような気がしました。

個人的に違和感を感じたのは、日系ブラジル人役で登場した岡田将生
「え?世の中の日本語勉強してる外国人バカにしてる?」と突っ込みたくなる
ひどいカタコトの日本語と(笑)
まさかのラストのくだり。。。くらいかな?
皆がみんな良い人で終わる必要はないんじゃないかなーとか思ったり。


でも。
自分の知らない世界に飛び込むのが怖くて怖気づくのではなく
今まで経験してきた世界で、悩みを抱える人達のために寄り添う優しさ、
残された人が新たなスタートを切るために何を残すべきか考える優しさをもつ
乙美の生き方を、素直に見習いたいなと思ったし

観た後もしばらくの間、心に ほっっこり、じぃぃぃんわり、と
温かさが残る映画でした。

・・・それにしても
映画レビューを書くって、なんて難易度高いんだ(笑)
私のボキャブラリーじゃ旨く説明しきれないのが悔しいぃ~