さんすうの授業で泣いた息子を、どっしりとは受け止められなかった
学生時代、「理科」の勉強が苦手すぎて
母にテストを見せるときは必ず、(まだマシな点数の)算数と英語の間に挟んで
ちょっとでも怒られずに済むよう悪あがきしていたあいこです。
(でも結局、「おっ数学すごいじゃん!」ペラッ「え?よんじゅ・・・え?!」って結局怒られて、その後の英語とかどうでもよくなるのが毎回の流れ。)
小学校に入ってもうすぐ3ヶ月が経つ息子。
入学してすぐは「早く土曜日が来ればいいのに。。」と、
足取り重く学校へ向かっていましたが
今では「ねぇ、まだ行く時間じゃないけどそろそろいいかな?」と
早く行きたがるように!
そんな姿に、学校楽しいんだなぁと安心していたのですが
夕方帰ってきて、その日あったことを聞いてみると
「休み時間は図書室で本読んでる」
「今日先生に、中休みと昼休みどっちかは外で遊んでって言われた」と
何とも心配の種が次々出始め・・・先日とうとう
「今日、さんすうの時間、泣いたー」
とのご報告が・・・どひゃー。
何がそんなに悲しかったのか聞いてみると
・横1列に書かれた足し算の式を、ノートには縦に転記するという先生の説明が理解できなかった
・タイムを計って問題を解いたことがなく、転記のくだりもよく理解できないまま「よーいスタート」と始まってしまいどうしていいか分からなくなった
とのこと。う~ん、気持ちは分かる。でもそんなことで泣いちゃう?!
・・・という言葉を何とか飲み込み、
「最初は出来なくて当たり前なんだから、気にしなくていいんだって~」
と、声をかけるのが精いっぱい・・・いや、本当はその後に
抱きしめたりなんかして「良く頑張ったね」と言ってあげれば良かったのかな。
「男の子なんだから、泣くのは我慢しないと」
「泣いていると、弱虫だって思われちゃうよ?」
と、つい余計なことまで言ってしまい・・・
はいそれダメー!と脳内で尾木ママに突っ込まれ、後悔でいっぱいになるも
本当はそれ以上に葛藤もありました。
いつの時代も、涙を堪え切れなかった子に対して
「お前って本当すぐ泣くよな!」とイライラする奴はどこにでもいるし
イジメの対象になりやすい・・・ことを実は経験済みなので
自分の言ったことも決して間違いではないはずで。
でも、まだ1年生の息子に言う必要はなかったなーと思いなおしたのは、
その時泣いている息子ともう一人問題が解けず泣いてしまった子に対し、
周りの子達が優しく声をかけてくれたことが後々分かったから。
(自分の経験から)息子のお友達を疑ってしまったことが何だか恥ずかしくなり
それ以降、何となくネットで同様の事例がないか調べていたら
発言小町に気になるトピックを見つけました。
授業参観で娘が泣きました。 : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
こちらは、授業参加で我が子が泣いてしまったという内容なので
今回と若干異なるものの、トピ主を励ます先輩ママのコメントの中には
心にズンとくるものもあり・・・
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>母は、何があっても帰ってこれる安心できる場所(家庭)を確保して
今は見守るだけですよね。
>途中で泣き止み、最後まで授業を受けられた娘さん、頑張り屋さんなんですね。
>心配しなけりゃ話は終わる、ここに気づいていますか?
要点は「ママが心配している」です。
娘ちゃんも泣き止んだ、担任も気づいて配慮した。で終わりましょうよ。
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サイト内では一部辛辣なコメントに対する総攻撃が
すごいことになっているけど(笑)
どの方も仰っている
「心配し過ぎず、お母さんはどっしり構えてあげて」というコメントに反省し、
最近はとりあえず家で出来ることをと、タイムを計って問題を解く練習をしています。
(学校と学童を終えた後なので集中力が続かず、
文句タラタラで問題を解く息子、の図) ←誰の為なのかもはや謎(笑)
でも、親として助かるところは
先生に注意されたことも泣いたことも、息子がちゃんと報告してくれること。
だってね、僕がね、先生がね、と(主語がごちゃごちゃだけど)
必死になって説明してくれるうちはまだ良い方なんだろうなぁ。
---------おまけ----------
先日の「父の日」に2人でクッキーを作りました。
手紙にうすーく描いてあるのは、抹茶アイス(笑)
「パパが好きなものを描いてあげるんだー!」と言いながら色鉛筆を握る姿に、
息子のそういう優しい所をつい忘れて、心配な面ばかり目を向けてたなぁと気づかされました。
今週のお題「テスト」